アナタの周りにいる人の、一人一人の顔を思い出してみてください。受入先や外国人の若者たちはもちろん、お取引先や同僚、ご家族でも友人でもいい。最大公約数的に言える、幸せで充実した人生とは、アナタの周りに「笑顔」があふれていることだと思います。そして、アナタが周りから感謝されているコト。

目の前の相手が安心し、喜び、アナタに確かな信頼を寄せている。それは、アナタが、明らかに周りにその何かしらの存在価値を認められ、その人の役に立っていると支持されているコトの、何よりの証明だから。
(承認欲求を満たしてもらう行為)
(自己実現欲求、さらには自己超越欲求はそれぞれ)また、人は、人に喜ばれてこそ、ikigaiを実感できます。

(「仕事のやりがい」をご参照ください)

技能実習の技能移転…ココはそのほとんどが実質的に建前かもしれません。(一部ですが、実現されています)ですが、社会に出てあまりマトモに働いたこともないような、低所得かつ不安定な外国の若者たちが、技能実習期間を通して、日本の会社という組織の中で、社会人として大人として生きてく上で大切な事を、たくさん学び、体験し、成長していくのは、人として、とても喜ばしいコトです。

つまり、「人づくり(人材育成)」は、間違いなく実現され大量生産され続けています。そして、少なからず、母国のご両親やご家族が救われ助かっているコトを、私たちは知っています。それも、本人の努力あっての成果として、自力で実現できているコトです。

また、特定技能として日本の企業で働いてくれる外国人の若者たちもまた、日本人が「給与の多寡を問わずしたがらない仕事」を担ってくれる事だけでも、大変有り難いことです。そんな彼らが及ばない面を支援するのもまた、大変有意義であり、相手に喜ばれる業務となります。つまりは、彼らのおかげで、日本の社会も私たち日本人も助かり、彼らにとっても、受け入れる企業にとっても、大変、喜ばれるからこそ、この業界の存在価値があると思われるのです。そうやって、業界人もまた、関わる当事者として、笑顔になれて、やまない感謝に溢れる事となります。

人に喜ばれるお仕事だからこそ、私達、誰もがイメージしやすい具体的な姿が、笑顔で、「ありがとう!」そう言い合える社会だと思われます。

この業界はアレもコレもソレもせねばならぬこと(してはいけないこと)、すべきことが多く、人は、色々バタバタしていると、どうしても、目の前のことに集中して、つい、何のため誰のために日々取り組んでいるのか、忘れてしまう事があります。そんなときにも、目の前の相手の「笑顔」を思い出し、相手から、「ありがとう!」と言ってもらえるためにこそ働いてる、といった原点を、決して忘れない事が大切ではないでしょうか。笑顔と感謝が自然と溢れ出す社会を目指し続けるからこそ、結果として、避けて通れぬ多文化共生社会が、明るい日本の明日が実現してしまうんだと感じています。なによりも、「笑顔でありがとう」と言われるために活動している自分が誇らしく、たとえ世間様に人身売買業界だと揶揄されることがあったとしても、旦那さん、奥さん、親兄弟、子供たち、そして次の世代へも、堂々と胸を張って顔向けできていられるのです。願わくば、アナタの周りもまた、笑顔と感謝が溢れる社会でありますように。

私たちは、そうやって、自分の人生もまた、豊かにしていけるのですから。